※この記事の数値と見込みは、7日午後の気象庁の発表をもとにした報道の時点のものです。最新の情報は、気象庁や住んでいる自治体の発表で確認してください。

要点3行

  • 気象庁によると、11月7日正午、マリアナ諸島付近の海上で熱帯低気圧が台風32号になりました。
  • 32号が発生するのは1994年以来、32年ぶりです。今年の発生数は、統計がある1951年以降で6位タイの多さです(共同・毎日)。
  • 台風は10〜11日ごろ、小笠原諸島に近づくおそれがあります(時事)。

何が起きたか

7日正午、マリアナ諸島付近の海上で、熱帯低気圧が台風32号になりました(時事・共同・毎日)。時事によると、7日午後3時の時点で、中心の気圧は1002ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルです。

時事によると、台風は9日にかけて北西へ進んだあと、進路を東寄りに変える見込みです。10〜11日ごろには、小笠原諸島に近づくおそれがあります。

「32年ぶり」は、台風の強さの話ではありません。1年間に32号まで台風が発生したのが、1994年以来ということです(共同・毎日。時事は「年間の発生数が32個以上になるのは1994年以来32年ぶり」と伝えています)。

背景(なぜ今これが起きたのか)

今年は台風の発生が多い年になっています。1年間の発生数は、統計がある1951年以降で6位タイの多さです(共同・毎日)。ただし、最も多い年ではありません。今年なぜ発生が多いのかは、確認した報道では説明されていません。

編集部は10月24日・25日分で、台風30号と、温帯低気圧に変わったあとの大雨への警戒を伝えました。今回の32号は、11月に入ってからの発生です。

あなたへの影響

小笠原諸島に住む人・行く予定の人は、10〜11日ごろに注意 近づくおそれがあると伝えられているのは、小笠原諸島です。週明けの10〜11日ごろに島へ行く予定や、島との荷物のやりとりがある人は、気象庁の最新の情報や、船・飛行機などの運航の案内をこまめに確かめておくと安心です(編集部の提案です)。

本州への影響は、報じられていない 本州や関東などに近づくという話は、確認した報道にはありません。今の時点で、本州で暮らす人の週明けの通勤・通学の予定を変える必要がある、という情報は出ていません。ただ、台風の進路の見込みは変わることがあるので、週末のうちに一度、天気予報を見ておくとよさそうです。

「台風の多い年」を、備えを見直すきっかけに 11月でも台風が発生している年です。モバイルバッテリーの充電や、懐中電灯・飲み水の置き場所など、家の備えを確かめるきっかけにするのも一つの方法です(編集部の提案です)。

今後の注目点

  • 9日にかけて北西へ進んだあと、どのように東寄りに向きを変えるか
  • 10〜11日ごろの小笠原諸島への近づき方
  • 年末までに、今年の発生数がさらに増えるか