台風30号、26日に九州接近のおそれ 前線の影響で東・西日本も大雨に警戒
※この記事は、24日夕方(時事通信 18時04分配信、気象庁の発表にもとづく内容)までの情報で書いています。台風の進路や予想は変わることがあります。最新の情報は、必ず気象庁や住んでいる自治体の発表で確認してください。
要点3行
- 大型の台風30号が北上し、気象庁は26日に九州に接近するおそれがあるとしています。
- 沖縄県の西表島では、48時間の雨量が567ミリとなり、この地点の観測史上最多を更新しました。
- 前線が停滞するため、九州だけでなく東日本・西日本でも大雨への警戒が必要とされています。
何が起きたか
大型の台風30号は、24日午後に沖縄県・先島諸島の北の海上を北上しました。24日15時の時点では、与那国島の北およそ250キロの海上にあり、北北東へ時速20キロで進んでいました。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は30メートルです。
気象庁によると、台風は26日に九州に接近するおそれがあります。その後は温帯低気圧(熱帯の台風から、性質の違う普通の低気圧に変わったもの)になり、四国沖へ進む見込みです。なお、出典が伝えているのは「接近のおそれ」で、上陸が決まったわけではありません。
雨はすでに強まっています。西表島では24日13時40分までの48時間雨量が567ミリに達し、観測史上最多となりました。三重県尾鷲市でも、24日17時までの24時間雨量が329ミリになっています。
26日18時までの24時間の予想雨量は、多い所で次のとおりです。
- 四国:300ミリ
- 九州北部:200ミリ
- 関東甲信・近畿・九州南部:150ミリ
また、24日3時にはマーシャル諸島付近で台風31号も発生しました。
背景(なぜ今これが起きたのか)
今回の雨は、台風そのものに加えて、前線(暖かい空気と冷たい空気の境目)が日本付近にとどまっていることが関係しています。前線に台風からの湿った空気が流れ込むと、台風から離れた場所でも雨が強まりやすくなります。台風から離れた三重県でも、雨が多くなっています。
台風の数も多い年になっています。1年間の台風の発生数が30個に達したのは2013年以来、13年ぶりです。1951年からの統計では16例目になります。ちなみに台風30号の名前「チャンパー」はラオスが提案したもので、「赤いジャスミン」という意味です。
あなたへの影響
通勤・通学(26日・月曜日) 台風が近づくおそれがある26日は、週明けの月曜日です。九州や四国、関東甲信・近畿でも大雨が予想されているため、電車の遅れや運休など交通に影響が出る可能性があります。前の晩のうちに、鉄道会社の運行情報と、会社や学校からの連絡(在宅勤務や休講の案内)を確認しておくと安心です。
暮らしの備え(一般的な注意) 以下は出典の内容ではなく、大雨のときの一般的な備えです。住んでいる地域のハザードマップ(浸水などの危険がある場所を示した地図)で、自宅や職場の周りを確認しておく。ベランダの物を片付ける。スマートフォンを充電しておく。自治体から避難の情報が出たら、それに従ってください。
今後の注目点
- 台風30号がどのくらい九州に近づくか。進路や接近の時期は24日時点の予報で、今後変わる可能性があります
- 温帯低気圧に変わったあとも、前線と合わさって東日本・西日本で雨が続くか
- 新しく発生した台風31号の動き
最新の情報は、気象庁のホームページや、住んでいる自治体の発表で確認してください。
出典
- 時事通信(2026-10-24 18:04) https://www.jiji.com/jc/article?k=2026102400388&g=soc
- ウェザーニュース(2026-10-24 04:36)(一部照合) https://weathernews.jp/news/202610/240061/
