要点3行

  • 10月31日のハロウィーンは、土曜日と重なるのが2020年以来、6年ぶりでした。
  • 渋谷区は今年のスローガンに「GOODBYE BAD HALLOWEEN」を掲げ、路上飲酒などの迷惑行為をしないよう呼びかけました。
  • 警視庁は数百人規模の警察官を動員し、ハチ公像は囲いと幕で覆われ、駅近くでは酒の販売の自粛も求められました。

何が起きたか

渋谷区は今年のスローガン(合言葉)として「GOODBYE BAD HALLOWEEN」を掲げ、マナーを守って楽しむよう呼びかけました。読売新聞によると、区はセンター街の周辺にこの言葉の横断幕を出し、路上での飲酒や喫煙をしないよう求めました。

JR渋谷駅前のハチ公像は囲いや幕で覆われ、見えない状態になりました。共同通信によると、幕にも同じ言葉が書かれていました。理由について、日テレは人がとどまって混雑するのを防ぐため、FNNは事故を防ぐためと伝えています。

FNNによると、警視庁は30日夕方から3日間、数百人規模の警察官を動員しました。駅前では「DJポリス」が立ち止まらないよう繰り返し呼びかけ、駅の周辺には警備員が100人以上配置されました(日テレは約120人、文春は約125人と報道)。日テレによると、スクランブル交差点から宮益坂下の交差点までは車両が通行止めになりました。

渋谷区は31日午後6時から翌朝5時まで、駅近くでの酒類の販売を自粛するよう呼びかけました(FNN)。文春によると、周辺の62店舗に自粛が要請されました。読売によると、ふだんより多い約40人の巡回員が、ポイ捨ての過料の徴収などにあたりました。FNNによると、電動キックボード「LUUP」のポートの一部も利用停止になりました。

新宿区でも職員らがパトロールし、歌舞伎町では「NO路上飲酒」のプラカードを持った職員が巡回しました。区は一部の地域で、11月1日朝にかけて路上飲酒を制限しました。

渋谷駅前には多くの人が集まり、DJポリスが誘導にあたりました。仮装した人の多さは、読売が「ごった返した」、共同が「まばら」と、報道によって分かれています。人出や逮捕者の数は、11月1日朝の時点で確認できていません。

背景(なぜ今これが起きたのか)

渋谷のハロウィーンには毎年多くの人が集まります。今年は31日が土曜日で人が集まりやすいと考え、区と警察が大がかりな対策をとったとみられます(推測。出典にこの説明はありません)。

スローガンの「GOODBYE BAD HALLOWEEN」は、「悪いハロウィーンにさよなら」といった意味合いの英語です(編集部の言い換えで、区の説明ではありません)。31日はセンター街で、路上飲酒をしないよう呼びかけるアナウンスも流れました(共同)。

あなたへの影響

渋谷で飲むなら「路上はだめ」はハロウィーン以外も同じ 文春によると、渋谷駅の周辺では午後6時から翌朝5時まで、路上飲酒が一年中禁止されています。仕事帰りや週末に渋谷で飲む人は、この時間帯に買って外で一杯、はできないと覚えておきましょう。

ポイ捨ては2000円の過料 読売によると、渋谷区は6月から、ポイ捨てに2000円の過料を科しています。道に捨てると、お金を払うことになりえます。

イベントの日は、いつもの移動手段が使えないことも 今回は車両の通行止めや、LUUPのポートの一部停止がありました。大きなイベントの日に渋谷や新宿を通る人は、時間やルートをずらす備えが役に立ちそうです(推測)。

今後の注目点

  • 31日夜の人出や逮捕者など、当日の結果の報道
  • 渋谷区・新宿区が今回の対策をどう振り返るか